二級土木施工管理技士試験は「実地試験」に重点を置く
二級土木施工管理技士試験というのは
学科試験は6割の人が合格しますが、
実地試験では2割しか合格できません。
つまり、
重点は「実地試験」だということです。
実地試験とはいっても「記述式」です。
設問に対して「選ぶ」のではなく「書く」。
ということは、
しっかり覚えてないと「書けない」ということ。
論文に対しては、
事前に書くことを暗記していく必要がありますが、
それなりのことは書けるものです。
実地試験は論文だけじゃ合格できないんですね。
記述式の問題もしっかり解けないといけません。
私の場合、初受験だったので
学科試験対策に時間をかけ過ぎ、
実地試験対策まで
手が廻らなかったという反省が残りました。
ですから2割の合格率という
実地試験対策に重点を置くべきだと考えます。
結局、実地試験に受からなければ
二級土木施工管理技士試験の
「合格」は手に入らないわけですから、
60%の確率の学科試験より
20%の確率の実地試験に「ちから」を注ぎましょう。
とはいえ学科が通らなければ次は無いし、
学科さえ受かってれば
来年「実地」だけ受験できる資格が残るわけで・・・
なかなか難しい問題ですけどね。
ただ、学科試験は4択ですから確率25%
実地試験は解れば100%、解らないと0%
4択というのは確率的に25%ではありますが
1肢が「○」か「×」かが解れば33.3%
2肢が「○」か「×」かが解れば50%と
勉強度合いで正解率はグンっとあがるわけです。
実地試験の記述式で、それはありません。1かゼロか。
だからもうこの時期、
学科試験の勉強がある程度できているのであれば
100点取らなくてもいいんですから、
実地試験対策に重点を置いて勉強してください。