二級土木施工管理技士になるには?二級土木施工管理技士って?
二級土木施工管理技士は施工管理技士国家資格のうちの1つであり
「土木」「鋼構造物塗装」「薬液注入」に別れ、
それぞれの種で河川、道路、橋梁などの土木工事において、
主任技術者として施工計画を作成し、現場における工程管理、安全管理など工事施工に必要な技術上の管理などを行う重要な仕事です。
現場管理の掛け持ちが禁止され、
各現場に主任技術者の配置が義務付けられたことに伴い、
二級土木施工管理技士資格のニーズは年々高まってきていると
言っていいでしょう。
国土交通省管轄で国家試験は年1回実施されます。
最近の傾向は学科試験の合格率50%、実地試験の合格率20%程度の、簡単に取れる資格ではなくなりました。十分な試験対策が必要です。
二級土木施工管理技士 【 受 験 概 要 】
二級土木施工管理技士とは
土木、鋼構造物塗装、薬液注入に別れ、
それぞれの種で河川、道路、橋梁などの
土木工事において、主任技術者として
施工計画を作成し、現場における工程管理、
安全管理など工事施工に必要な
技術上の管理などを行う。
種別
国家資格
試験科目
学科において土木工学、施工管理法、
鋼構造物塗装施工管理法、
薬液注入施工管理法のいずれかから選択、
実地は種類ごとの施工管理がある。
学科試験
1.土木工学等 2.施工管理法 3.法規
実地試験
1.施工管理法 2.安全管理、工程管理などの論文
申込期間
学科・実地試験(同日)
4月中旬〜下旬
試験日
10月下旬(三種別共通)
試験地
全国主要都市
受験料
学科試験+実地試験 8,200円(各4,100円)
二級土木施工管理技士試験【 受 験 資 格 】
- 大学の指定学科を卒業後、1年以上の実務経験
- 大学の指定学科以外を卒業後、1年6ヶ月以上の実務経験
- 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業後、
2年以上の実務経験
- 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業後、
3年以上の実務経験
- 高等学校の指定学科を卒業後、3年以上の実務経験
- 高等学校の指定学科以外を卒業後、4年6ヶ月以上の実務経験
- 上記以外の者は8年以上の実務経験
二級土木施工管理技士 年度別 合格率
二級土木施工管理技士資格試験の年度別合格率表とグラフを作ってみました。
年々、合格率は下がっていますね。特に実地試験は20%程度しかありません。
つまり、学科試験、実地試験を1回で合格する確率は20%という
かなりの難関資格になったと言えるのかもしれません。
二級土木施工管理技士 試験実施機関
土木施工管理技士(二級)
財団法人 全国建設研修センター 土木試験課
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-30 サウスヒル永田町ビル
TEL 03(3581)0138 URL http://www.jctc.jp/